演唱者:麻枝准×やなぎなぎ
「Killer Song」
作詞∶麻枝准
作曲∶麻枝准
歌∶麻枝准×やなぎなぎ
きみは眼が見えない代わり
真実だけが見える
だから誰もがきみを利用した
食料を余分に持って逃げたやつは
さて誰と
殺されてしまう人の名を告げた
きみはそんなこと望みはしないのに
気づいてた
いつかあたしもきみのため
誰かを殺める日が来るってこと
生きていくためなら当たり前のこと
季節は狂ったままで
秋のあと夏がきた
誰もが水を探し求めた
きみにだけ見える水脈
教えろと首を絞めた
でもそれは遠い孤児院の
井戸に続く
その時が来たとあたしは悟った
鈍く光る刃物抜いて駆けた
闇が味方した
手応えははっきりあった
手はまだ震えてた
刹那明かりがあたしを照らした
仲間に押さえられた
そして両足の腱を
削ぎ落とされてしまった
手で這ってきみのもとへ
あったことを伝えた
きみを連れて逃げることも
できなくなったと
でもきみは精悍な眼差しで
こう言った
ひとり殺ったらふたりも三人も
同じと
きみが指し示すほうから
敵は必ずやってきた
あたしはそれを斬り倒し
続けていった
きみはあたしを
ひとりの戦士に変えてくれた
きみを守る
それが唯一のあたしの生きる意味
時は流れひとつの伝説が
まことしやかに囁かれた
難攻不落の城があるが不可解
その城の主は眼が見えず
騎士はまともに歩けさえしないと
そんな奇跡を起こす奇跡もある
収録∶終わりの惑星のLove Song/発売日∶2012/04/25
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終わり
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